
みなさんが一度は耳にしたことのある「腸活」というワードですが、具体的に何をもって「腸活」を指すのか、あまり理解していないという人もいることでしょう。
「腸活」は、字の通り腸内環境を整える活動のことですが、具体的にはどのような方法があり、どのようなメリットがあるのでしょうか…?詳しく見ていきましょう!
話題の“腸活”って?

「腸活」をするうえでキーワードとなってくるのは、“ビフィズス菌”の存在です。ビフィズス菌は善玉菌の一種で、腸活をするうえで非常に大切な役割を果たします。おもに食生活において、年齢を重ねるうえで減少すると言われているビフィズス菌をいかに補うか…を意識すると良いでしょう♪
また、大腸の壁に存在する大量の腸内細菌(腸内フローラ)がバランスを取り合いながらみなさんの健康を支えているのですが、それは食生活や身体の健康状態によって腸内環境に大きな影響を与えていると言われています。
ですので、ビフィズス菌を補いながら腸内フローラを整えることこそ、腸活の近道と言えるでしょう。
腸活のメリットとは?

腸活をおこなうことで、私たちの身体にはさまざまなメリットがあります。
便秘の解消が期待できる
腸内環境を整える腸活は、大腸にある善玉菌のはたらきを活性化させることで便秘解消に大きな力を発揮すると言われています。
大腸に便が溜まり続けると腸内環境が悪化し逆効果なので、良好な排便活動のために腸活は欠かせません。
ダイエットへの期待
女性の皆さんが腸活に注目している大きな理由のひとつが、ダイエットではないでしょうか。腸活で腸内環境が整うと、エネルギー代謝がコントロールされ、肥満の防止に効果を発揮します。
“痩せる”というより“太りにくくする”法が近く急激なダイエット効果はありませんが、太りにくい身体づくりには最適なのです!
肌トラブルの改善
腸活をして腸内フローラの良いバランスに整えると、ニキビや赤み、乾燥などの肌トラブルの症状が改善したという声も多く、肌環境の改善に効果を示すとも言われています。女性にとって嬉しいメリットが盛りだくさんですね。
腸活のカギは“食生活”

腸活で腸内環境を整えるためには、ビフィズス菌を代表とする大腸の善玉菌を摂取し、善玉菌のはたらきを活性化させるために増やすことが必要です。
ビフィズス菌をおぎなえる食品と、増やせる食品についてご紹介します!
ビフィズス菌をおぎなえる食品
ビフィズス菌は腸内に住んでいる細菌ですので、野菜や果物から取り入れることはできません。
ビフィズス菌が摂取できる代表的な食品としてよく挙げられるのが「ヨーグルト」ですが、注意したいのはパッケージに“ビフィズス菌入り”という表記があるヨーグルトだけが対象だということ。すべてのヨーグルトからビフィズス菌が摂取できるわけではないので気を付けましょう!
また、ビフィズス菌直接でなくても、腸内のビフィズス菌を増やせる食品も存在します。おすすめなのが“オリゴ糖”。
オリゴ糖はシロップや粉状の「オリゴ糖食品」も市販されていますが、大豆や玉ねぎ、バナナ、りんごなどの食品にも含まれています。意識的に摂取すると良いでしょう♪
食べ方のポイント
ちなみに、ビフィズス菌は一度に大量に摂取しても排出されてしまう習性があるので、常に摂取し続けることが大切です。
ビフィズス菌以外にも同じ善玉菌として“乳酸菌”が注目され、メディアでも取り上げられていますが、実際に大腸に多く存在するのは乳酸菌よりもビフィズス菌の方です。
また、ヨーグルトを毎日食べるのが難しいという人は、ビフィズス菌のサプリメントから初めて見るのもおすすめですよ!
あくまでも大切なのは、“無理なく毎日続ける”ことです。
まとめ【キレイの基礎は“腸活”だった?“食”に着目しておすすめを紹介】

今回は、腸活で腸内環境を整えるための食生活についてご紹介しました!最後に、Instagramで腸活について情報発信をしているアカウントをいくつかご紹介します。
腸活のあやさん
まず紹介するのは、“しっかり食べて腸活できる”ことをコンセプトにした腸活レシピを紹介してくれる腸活のあやさん。過度な食事制限をせず、お腹も見たしながら腸活ができるレシピがたくさん!
ご飯だけでなくデザートのレシピも盛りだくさんで、お子さんにも作ってあげたくなるでしょう♪
腸活の研究家ざっきー🎓一生使える健康知識&レシピ さん
続いて紹介するのは、腸活の研究家ざっきーさん。忙しい人でも簡単に作れる腸活のためのずぼらレシピのほかに、腸活に関する豆知識や「避けたい食品」など、気になるトピックがたくさんあります!ショート動画で分かりやすく解説してくれている動画もあるので、時間がない時でもサッとインプットできますよ♪
毎日の食生活によって、腸内環境は良くも悪くも大きく変化します。無理のない範囲でできるだけ毎日腸活をして、お腹も心もスッキリさせられると良いですね。