
GW中は日頃のストレスや疲労をリセットできる、のびのびと過ごせる期間ですが、終わった後は逆に心身のストレスや疲れが出て、「五月病かもしれない…」と悩む働く女性が少なくはありません。
しっかり休息したつもりのGWなのに、明けてから憂鬱感やめまい、重だるさなどカラダとココロの両方に不調が出てしまうのはどうしてなのでしょうか?
今回は働く女性に特に多い、GW明けの五月病の原因と対策をわかりやすくご紹介します。
GW明けの五月病、働く女性に多い原因とは?
GW明けに心身のどんより感や憂鬱、めまいや頭痛などのツラい不調が出てしまうのは、「新生活の緊張が一気に緩むことで自律神経のバランスが崩れる」という大きな原因があります。
職場環境や生活スタイルがガラリと変わる春の新生活は、知らず知らずのうちに心身が緊張し、そこにGWが入ることで一気にストレスや疲労から解放されます。
すると、この大きな変動が心身をコントロールする自律神経のバランスを乱してしまい、
- 交感神経の役割:心身を活発にする、バランスが崩れるとストレスや不眠、緊張感につながる
- 副交感神経の役割:心身をストレスから解放させる、バランスが崩れると眠気や倦怠感につながる
という悪循環になって、交感神経・副交感神経ともにマイナスな働きをし、五月病の不調につながってしまうのです。
GW明けに多い五月病をリセット!生活習慣のポイントとは?
働く女性に特に見られやすい、GW明けの五月病は、仕事や趣味へのやる気を失い、日常生活の支障になるリスクが。
ここでは早めに健康的な心身を取り戻す、GW明けに多い五月病対策を生活習慣から改善するポイントをまとめてみました。
規則正しい生活習慣を心がける
五月病の大きな原因、自律神経のバランスの乱れはGW中の不規則な生活習慣が関係しています。
決まったタイミングでの就寝起床、食事や運動、仕事など、判で押したようなルーティン化した生活が自律神経や体内時計を安定させるため、まずはGW前の生活リズムに戻すことを心がけてみましょう。
ストレス解消の趣味をいくつも持っておく
五月病は心身のストレスが抜けず、自律神経が悲鳴を上げて起こる不調でもあります。
忙しくし過ぎていたり、十分な休息を取らないとカラダ・メンタルともに休まらずに疲弊が強まり、五月病の症状が悪化してしまうことに…。
この悪循環を防ぐためにも、自身でリラックスや気分転換になるような趣味をいくつも持っておくようにしましょう。
働く女性の五月病に効く栄養、含有の多い食べ物まとめ
カラダの内側から五月病のツラい症状を緩和する、おすすめの栄養や含有の多い食べ物をまとめてみました。
今日からの食生活にさっそく取り入れて、食べながら美味しく楽しい五月病対策を心がけてくださいね。
トリプトファン
大豆製品やナッツ類、バナナなどに含まれているトリプトファンは、ストレス耐性を強化する幸せホルモン・セロトニンの材料になります。
夜はメラトニンという睡眠ホルモンに変化して疲労・ストレスを癒す睡眠の質アップに働きかけるため、毎食欠かさずに補うようにしましょう。
ビタミンB群
きのこや魚介、肉類全般に含まれるビタミンB群は、五月病の原因となる自律神経の乱れを整えたり、疲労回復に役立つ栄養成分です。
ストレスや疲労による肌荒れを緩和する効果もあり、働く女性の美容に役立つ栄養素となっていますよ。
最後に
心身ともにツラい不調が続く五月病、気付いた時点での早めの対策をスタートすることが早期改善のポイントに。
本記事を参考にしながら、本来の健康的なコンディションで仕事をバリバリこなしてくださいね。