つわり
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妊娠初期に多くの妊婦さんが経験するつらい「つわり」。
個人差はありますが、つわりの症状にはみんなが悩まされています。
症状がひどいと入院を必要とする場合もありますので、あなどれません。
そこで今回、きついつわりを軽減する方法やつわりとの上手なつき合い方をご紹介します。
対策を知って、元気な赤ちゃんを産みましょう!

この記事はこんな人におすすめ
★つわりがひどくてどうにかしたい
★これからのためにつわりの対処法を知っておきたい
★つわりがひどい身内に乗り切り方を教えてあげたい

つわりの原因とは?

つわり

つわりの原因については完全に解明されているわけではありませんが、ホルモンの変化が一番原因しているといわれています。

新しい内分泌器官である胎盤によって妊娠維持に必須のホルモンが分泌されるわけですが、胎盤で分泌されるそのホルモンの一部が嘔吐やめまいを誘発するわけです。

hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)
胎盤の絨毛組織から生み出されるホルモンで、このホルモンが見つかったら妊娠して胎盤が現れているということです。hPL(ヒト胎盤性ラクトゲン)
その胎盤からの分泌量が増え、母体と胎児に栄養を送るためのホルモンです。

○hCGホルモンの分泌が急増し、それらが脳の嘔吐中枢を刺激することで嘔吐が起こるとされています。

卵巣で作られる2種類の女性ホルモン

エストロゲン(E2):卵胞ホルモン
プロゲステロン(P4):黄体ホルモン

○プロゲステロン(P4)黄体ホルモンは女性にとって不快な症状を引き起こします。

腹痛・腰痛・頭痛が起きて精神的にも不安定になり、イライラするのは黄体ホルモンが増えるせいです。
更には黄体ホルモンが増えると消化管のぜん動運動が妨げられ、胃腸の動きが悪くなり、悩ましい便秘や肌荒れになります。

これらのホルモンの分泌が活発になって増えて脳の嘔吐中枢を刺激したり、または不快な症状を出しやすくしたりしますから、まさにつわりのつらさの元です。

つわりはどのくらい続くの?

個人差がありますが、一般的なつわりの期間は

始まり 妊娠4週〜7週(妊娠2ヶ月〜3ヶ月)ごろ
終わり妊娠12週〜16週(妊娠4ヶ月〜5ヶ月)ごろ
つわりの最もつらい時は妊娠8週〜11週とされています。

つわりは殆ど感じない人もいれば上記のような期間に関係なく、妊娠期間中はずっと悪心や嘔吐が続く人もいますので、自分がその頃になってみないとわからないというのが現状です。

つわりがひどいとどうなるの?

つわり

つわりのはずが一日に何度も激しい嘔吐やひどいめまいがしている時は妊娠悪阻(にんしんおそ)を疑ってみましょう。
妊娠悪阻によって生じるそれらの嘔吐やめまいによって、体重が減って脱水症状をおこすと、場合によっては入院して治療が必要な場合もあります。
病院では水分補給のために、静脈から点滴でブドウ糖液もしくは電解質液などを投与し、症状に応じて鎮静剤や制吐剤などで処置します。
脱水症状から回復してめまいや嘔吐がなくなれば、徐々に体調も改善されるでしょう。

つわりの対処法は?どうやって軽減できるの?

つわりは妊娠という変化に対して体が自然に生理的に反応を起こすことですから、つわりの症状を完全になくすことはできません。
ただ、つわりによる不快な症状を軽減することはできますので、ぜひ試してみてください。

体を締め付けない、なったりした服装

妊娠中は体を締め付けない、楽な服装を心がけてください。
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気分が悪くなったら、すぐに休む


当然のことながら、つわりで気分が悪くなったらひどくなる前に休んでください。
がんばり屋さんほど無理して行動しようとしてしまいがちですので、気にせず周りの人の協力を求めましょう。

つわり中の食事に気をつける

妊娠中の食事は栄養のバランスに気をつけるのは大事ですが、つわりの場合は気持ち悪くて食べたくないという抵抗感を緩和することが大切です。

◆おなかが空く前に、こまめに食べる
妊娠中にかかわらずおなかが空きすぎると気持ち悪くなりますよね。
1回に食べる量を減らし、そのかわりに何度も小分けにして食べるのがおすすめです。

◆水分をできるだけ多く補給する
朝起きた時は水分をすぐにとってください。
そしてつわりの時は嘔吐で脱水症状になりやすいですから、スポーツドリンクなどの補給もおすすめです。

◆アメをなめる
つわりの時は唾液過多症になりやすく、唾液の量が増えることで味覚に不快感が生じます。
アメをなめることで唾液の分泌を抑えましよう。

まとめ

つわりは病気ではないと思ってむりに我慢すると、脱水症状やその他のトラブルを引き起こしかねません。
無理をせず休んだり、場合によっては産婦人科に相談してみましょう。
今回紹介したつわりを乗り切る方法で、すこしでも快適なマタニティーライフを送ってください。

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