
晴れの日から曇り、雨の日と天気が目まぐるしく変わると、頭痛や首肩コリ、メンタル面のどんより感、イライラなどカラダ・ココロともに不調が出た経験がありませんか?
働く女性に増えてきている、上記のような心身のトラブルは「天気痛」と言い、仕事はもちろん家事や育児、プライベートの予定までにも支障が出てしまうことがあります。
今回は天気痛になってしまうのはナゼなのか、具体的な原因や仕組み、主な症状などを徹底解説!
天気の移り変わりに左右されない丈夫で健康的なメンタルを目指すべく、天気痛の原因と対処法をぜひ参考にしてくださいね。
働く女性に増えている天気痛!原因や症状を詳しくチェック
忙しい仕事中心の女性に増えている天気痛は、ときに寝込んでしまうほどツラい症状が出るケースもめずらしくはありません。
天候の変化とともにカラダとココロのコンディションも揺らぐ天気痛、ここでは知っておくと安心・対処がしやすくなる原因と症状を見ていきましょう。
天気痛になる原因
曇りや雨、晴れの日と天気の移り変わりが激しい時期に起こりやすい、働く女性に増えている天気痛は、「自律神経の乱れ」が関係しています。
自律神経は血圧や血行、体温や呼吸、心拍数を一定・安定的に保つ役割があり、心身の健康的なコンディションをサポートします。
ですが、晴れや曇り、雨の日と天気の移り変わりが激しいと都度湿度や気温、気圧もめまぐるしく変化し、自律神経が対応できない状態に…。
すると、自律神経が持つ血行や血圧、メンタル面や心拍数、呼吸を一定に保つ機能が活きなくなり、めまいや頭痛、低血圧または高血圧、イライラやモヤモヤなどの全身不調が出てしまうのです。
働く女性に多い天気痛の主な症状とは?
毎日を忙しく過ごす、働く女性に特に多い天気痛は、
- 頭痛
- めまい
- カラダの重だるさ
- イライラ、モヤモヤ
- 首肩コリ
といったカラダとメンタルの両方に不調が出てしまいます。
頭痛や首肩コリは自律神経の乱れで血行が悪くなり、筋肉が硬くなったり老廃物が溜まって神経を圧迫することが原因。
重だるさやイライラ・モヤモヤは、副交感神経のリラックス作用が強く出たり、興奮や黄緊張を誘発する交感神経が過度に立つことが関係していると考えられています。
天気痛になりやすいタイプとは?セルフチェックをしてみよう
天気の目まぐるしい変化があっても心身ともに健康、フラットに過ごせる人と、天気の移り変わりと同じように心身がゆらぐ人にはどんな違いがあるのでしょうか?
- 真面目で完璧主義
- こだわりが強い
- 細かいことを気にし過ぎる
- 不規則な生活
- ストレスを感じやすい
- 睡眠不足
などなど、上記に当てはまる場合は自律神経が影響を受けて乱れやすくなり、天候の変化に敏感・過度に反応し過ぎて天気痛のさまざまな症状が併発することがあります。
ツラい天気痛を和らげるためには?働く女性専用のセルフケア
カラダとココロの両方にツラい症状が出てしまう天気痛、ここでは働く女性の健康をチル戻す、天気痛対策・予防方法をまとめてみました。
耳マッサージを習慣に
天気痛によるめまいや重だるさは、内耳にあるセンサーが気候の変化を敏感に察知して自律神経を乱してしまうことも大きな原因。
耳を温めたり軽く引っ張って回すマッサージを心がけると、血行が良くなることで自律神経の調整・安定にアプローチできます。
ストレスケア
イライラやモヤモヤが自律神経を見出し天気痛を悪化させる原因となるため、趣味やリラックスできる時間を増やして、ストレスをすぐにリセットするよう心がけましょう。
十分な睡眠
質の良い睡眠は抵抗力・免疫力を高めることで天気痛に強い心身づくりに役立ちます。
十分な睡眠時間とぐっすり眠れる睡眠環境を心がけ、寝室を整えたり一定のリズムで起床・就寝するサイクルを維持していきましょう。
最後に
ツラい天気痛も、意外にシンプルな方法で緩和・予防にアプローチができます。
ポイントを押さえた天気痛対策で、天候に左右されない心身を目指してくださいね。