生理不順の原因は何？産婦人科でできる治療について

生理の周期が短すぎたり長すぎたりと、生理の不順に悩む女性は多く、原因や対処法がわからないままにお過ごしではありませんか？

生理不順は、女性のカラダとココロのバロメーター的なもの。今回は、このトラブルが長引く原因、産婦人科で受けられる専門的な治療についてわかりやすくご紹介していきます。

生理不順の原因を把握しておこう

生理不順のトラブルがあると、楽しみにしている予定の計画を立てることにも、負担を感じてしまうことが...。

ココロとカラダの両方が健やかな女性を目指すため、ここでは生理不順の根本的な原因についてお伝えしますね。

ホルモンバランスのみだれによるもの

生理は、女性ホルモンの一種である卵胞ホルモン・黄体ホルモンによってコントロールされています。

ですが、毎日を忙しく過ごしていると、ちょっとしたきっかけでもホルモンの分泌バランスが崩れてしまい、ホルモンの機能にトラブルが発し、生理不順や不正出血、腹痛などの症状につながってしまうことがあります。

ストレスによるもの

生理不順は、ホルモンバランスを乱してしまうハードなダイエット、もしくは卵巣の発達が遅い、卵巣・子宮に何らかの不備が生じていることも大きな原因。

生理不順にかかわりのある原因の中でも、特に影響を受けやすいのはメンタル面の不安定さ、ストレスが圧倒的に多いといわれています。

ストレスのバロメーターともいわれている生理は、精神的な悪い影響がホルモンの分泌を不安定にさせてしまい、そのままに生理不順につながってしまうのです。

産婦人科で受ける生理不順のケアとは？

妊活や妊娠、産後などの女性にとっては身近な医療機関である産婦人科でも、ティーン世代の女性にとっては未知な部分があり、生理不順にどんなケアが受けられるのか、不安を抱えている人も多いかもしれません。

産婦人科は、女性のココロとカラダの健康をサポートしてくれる安心の医療機関◎生理不順に悩み、間違った対処をセルフでしてしまうよりも、専門家のサポート・アドバイスを受けることが正しくベストな選択になります。

それではここからは、産婦人科にて受けられる、生理不順のケアについてチェックしてみましょう。

生理不順の検査について

産婦人科での生理不順の検査は、超音波エコーという機械による、子宮や卵巣のチェックが一般的で、およそ30秒程度の所要時間となっています。

腫瘍やそのほかの明らかな異常が認められない場合は、ホルモンバランスのみだれによる生理不順で、漢方薬を処方したり、ホルモン療法などのアドバイスを受けることがあります。

基礎体温をつける習慣を

生理不順で産婦人科を受診する際には、あらかじめ基礎体温法を持参した方が、ドクターによる判断や診察が的確になります。

生理不順の知識が豊富なドクターによって、基礎体温表を確認してもらうと、どのタイミング・時期にどのホルモンが不足しているのか推測できるようになり、その表に見合った治療やアドバイスがしやすくなるメリットもあります。

生理不順の原因がわからないままダラダラと続いてしまうより、毎日数分しかかからない基礎体温を付けていた方が、解決や予防策が見つかりやすくなりますよ◎